映画はお好きですか?音楽を好きな方には映画好きの方は多いと思います。たんこぶちんのファンの方なら皆さんは知っているとは思いますが、ギターボーカルのMADOKAは二度目の夏、二度と会えない君という映画の主役として抜擢されているという過去があります。
二度目の夏、二度と会えない君は人気のライトノベルが原作の映画で、なんと映画が終わった後にコミカライズもされています。通常、その順で敢行されることは少ないため、注目度の高さと映画の評判の高さが伺えます。映画の評論サイトなどからの評判でいうと「やはりライブシーンがとても良かった。流石はミュージシャンを起用しただけある」「吉田円佳さん、演技はどうだろうと思っていたが思っていたよりもとても自然で良かった。燐と智の心の通わせ方が素敵でした」「自分もバンドをやっておけばよかった。今作のように青春時代にもし戻れたら、音楽をやりたい」などなど、やはり音楽シーンのクオリティの高さ、そしてミュージシャンである吉田円佳の演技の良さ、笑顔の良さなどを褒めている方がとても多かった印象です。実際に、非常に頑張っている事が伝わる演技というか、頑張っている演技がそのまま役にもすんなり入っていっているという感じで、青春映画としての甘酸っぱさ、切なさ、疾走感などなどが音楽とも相まって非常にエモい作りになっていると言いますか、とにかく言葉にし辛い良さがある作品だなあと思わせる力があると思います。
さて、肝心の同作品のストーリーなのですが青春群像劇+軽音楽青春モノ+タイムリープものという要素欲張りすぎなくらいの盛り込まれ方をしている物語で、どれかのジャンルが好きな(例えばけいおん!に代表される音楽青春ものや、バックトゥザフューチャーを始めとするタイムトラベルもの等)方であれば楽しくみられるでしょう。あらすじとしては主人公の智(さとし)はギターが好きで、バンドを組んで音楽がやりたいという夢を持ちながら中々行動できずにいたところ、ヒロインであるMADOKA(役者としての表記は本名の吉田円佳であった。)演じる、燐(りん)が転校してくるところから物語は始まります。燐は不治の病で、智と同じ夢を持っていたので、一緒にバンドをすることを決意します。そうしてやがて燐に惹かれて行く智は、燐に告白をしますがなんと失敗。後悔と気まずさを抱えたまま物語は進んで行き、そして作中一番のどんでん返しが。(タイムリープと書いているので想像ついてしまうかもしれませんが。)ココから先はもちろん本編を見て頂いた方が良いので、是非ともたんこぶちんファンとして、見たことある方ももう一度その目で確認してみてください。
現在はもう映画館では上映されてはいませんが、おうちで見る場合などはAmazonプライム・ビデオでも見る事が出来るとの事なので、もし加入されている方で未鑑賞の方は是非。
たんこぶちんのファンの方は映画館に見に行ったという方も多いでしょうが、やはり他のメンバー達も是非ともスクリーンでみたかった感はありますよね。
現在たんこぶちんは音楽活動休止中ですが、MADOKAのみならず他のメンバーも芸能活動の一環として演劇、役者の世界に踏み出す方がいても面白いかもしれませんね。もちろん、一番みたいのはステージの上で元気に演奏してくれる姿である事は間違いないのですが!